マウスガード
スポーツによる外傷から歯や顎を守るための装置で、通常は上顎に装着します。マウスピースやマウスプロレクターとも呼ばれています。スポーツ用品店などで販売している簡易型もありますが、歯科医院で個人のお口に合った、より精密なものを作製されることをお勧めいたします。
スケーリング
歯の表面に付着した歯石を、スケーラーと呼ばれる器具を使って除去することです。
歯周病の基本的な治療のひとつで、手で行う場合と機械で行う場合があります。歯石は歯垢と違い、歯ブラシでは除去できないため、このようなスケーリングで専門的な除去を行います。
歯周病では歯肉縁下歯石と呼ばれる、歯肉の下に隠れた歯根面に付着した歯石が問題となりますが、これらの歯石を除去して根面を滑沢にする事をとくにルートプレーニングといいます。
また、歯周病の治療が終わった後も定期的に歯石を除去して歯周病の再発を防ぎます。
プラークコントロール
細菌はお口の中で増えると共に歯の表面に強固に付着し、うがいでは取れなくなります。このような細菌の塊(プラーク)が一度形成されると、虫歯や歯周病が進行していきます。このプラークを除去したり、付着を抑制することをプラークコントロールといいます。
キシリトール
糖アルコールと呼ばれる天然の甘味炭水化物です。白樺に多く含まれるキシランという成分から作られます。キシリトールは虫歯の原因菌に対して静菌効果、虫歯抑制効果、歯の再石灰化効果などがあります。
8020運動(はちまるにいまるうんどう)
「80歳になっても20本以上自分の歯を保とう」という、厚生労働省が提唱する運動です。
永久歯28本中、20本以上自分の歯があれば、ほとんどの食べ物を噛み砕くことができ、おいしく食事を摂れることから、80歳になっても20本以上自分の歯を保つことを目標として掲げています。