Q:歯医者さんに行くと、たくさんエックス線(レントゲン)写真を撮られるのですが、本当に必要なのですか

A:

エックス線写真には大きく2種類あります。口の中全体を把握するためのパノラマエックス線写真と、歯と周囲の組織の状態をさらに詳しく把握するためのデンタルエックス線写真です。

通常、上下左右の最大28本の歯と歯周組織を詳しく把握するためには、最低でも10枚、時にはそれ以上のデンタルエックス線写真の撮影が必要です。

また、歯と歯周組織の状態は絶えず変化をしていますので、その状態の変化を把握する必要がある場合には、同じところを数カ月おきに撮影することもあります。
なお、当院ではデジタルエックス線写真システムの導入も行っているため、フィルム撮影よりも大幅に少ないエックス線量での撮影が可能です。

しかし、診断の精度や撮影したい部分によっては、フィルムでの撮影が適している場合もありますので、ケースによって適した方法で撮影を行っています。