山形 予防歯科 その2
患者さんの皆さん 今晩は毎日暑いですね。土曜、日曜と山形県酒田市の熊谷崇先生の予防歯科の研修会に衛生士と参加してきました。家内は東北に行くと言ったら「涼しいところへ行けていいわね」と言っていましたが、山形県は日本最高気温41度が出た県です。
しかし、夜は涼しいだろうと思っていましたが、暑く、なんと山形も熱帯夜でした。日中も暑いのですが、湿度は高くない感じは受けました。歯の話をしますね。
以前のブログでも書きましたが熊谷先生の予防歯科の「オーラルフィジシャン・コース」は講義を受ければよい研修会ではなく、参考文献を読ん考察したり、症例発表をしてディスカッションしたりと課題(宿題)が多く出ます。
今回は第2回目でしたが9つの歯科医院で始まったコースでしたが、2つの歯科医院が既に脱落していました。熊谷先生は「やる気のある歯科医院が残ればいいと考えている、日本の予防歯科の底上げする気はなく、地域のリーダーが育っていって欲しい」と言われていました。
今回の熊谷先生の講義も迫力があり、熱い気持ちの話も出てきました。科学に基ずく予防歯科の実践は、日本人の口腔を守り育て、高齢になって歯が抜けてしまい義歯になってしまう後始末のような仕事ではなく、人生のQOLを高める仕事なんだと認識し、東京に帰ってきました。
次回は第3回目です。症例を10ケース提出し、その中の1つをプレゼンして質疑に答えられれば合格です。明日からまた、基本に忠実に虫歯や歯周病の発生のリスクのない口腔を患者さんと共に目標としていきたいと考えています。
今回、再び勉強になったことに「医院の役割(責任)」「患者さんの役割(責任)」があります。内容に関しましては中身が濃いので次回にします。研修会や昼食の写真を写してきました。