春が来ましたが・・・

患者さんの皆さん こんにちは 岩下です。

春の日差しのもと桜が咲いて春がやってきました。しかし、、東北地方の震災の悲惨な状況をを考えると気持ちはふさぎます。新聞には、陸前高田市だけで歯科医療機関九施設のうち八施設が津波で全壊。震災地域全体では、歯科診療室の全壊・流失二十施設、歯科医師の死亡四名、数十人の安否が確認できずとありました。ほんとうに胸が痛みます。歯科保険医協会からも義援金の振り込み依頼書が届きました。、私にはそのくらいしかできませんが診療が早く再開できることをお祈りします。

地域住民の方々も、突然の地震と津波で入れ歯をなくしたまま過ごす高齢者の健康面が心配されるとも報道されています。専用の薬がないと入れ歯を洗えないと思い込み、口の中の衛生状態が悪化している高齢者もいて口腔の衛生面が心配されています。実際に阪神大震災では、入れ歯を紛失したり、水不足で洗わなかったりして、口の中の細菌が増えた高齢者に「誤嚥性肺炎」が多く見られたと報道しています。震災後3週間が過ぎました。被災地のライフラインが整い衛生面も改善されることもお祈りします。

さくら