第55回春季日本歯周病学会

5月19日(土)は臨時休診をし、春季歯周病学会に参加してきました。札幌コンベンションセンターで開催されました。

韓国とアメリカの歯周学会の会長講演もあり、それぞれの国で今ホットな研究や臨床を聞いてきました。アメリカは臨床と研究が同じ方向を向いています。またティッシュエンジニアリングの研究が盛んで失った歯を支える骨(歯槽骨)の再生治療が進んでいます。アメリカ歯周病学会会長 Dr.Pamela K. McClain 先生による「歯周病によって失われた骨の再生の考え方、分類、テクニック」はとても勉強になりました。

第55回春季日本歯周病学会

アメリカでもインプラントは多く行なわれています。しかし、McClain先生は安易に抜歯してインプラントに置き換えるのではなく、歯を救うことが私たち歯周病専門医の仕事であると言われて、まさにその通りと思いました。

同じ研究会の宮本泰和先生の歯槽骨再生治療の発表の素晴らしさに参加者も感動していました。同じグループの仲間としてとても嬉しく思いました。

第55回春季日本歯周病学会

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