オーラルフィジシャン・チームミーティング2013
10月になったのにまだ暑い日が続きますね。
今年も、10月5・6日とオーラルフィジシャンチームミーティングに参加してきました。「患者さんの真の利益とは何か」を考え実行している規模の大きい集まりです。世界からトップクラスの指導者を招聘し 講義を受けます。世界のトップはどの程度なのか、どこに向かっているのかなども知ることができます。その中で2人の話がとても良かったので報告します。
平山洋先生です。平山先生は1977年日本の歯科大学を卒業後、勤務医、開業医を経て、1987年渡米。ボストンにあるタフツ大学歯学部で教授をされています。
1.アメリカの一般歯科医と専門医の違い
2.タフツ大学の専門医教育
3.アメリカの補綴専門医の現状と補綴治療の未来
と題して講演していただきました。
患者さんの真の利益を考えた時、日本にも専門医制度ができ 質の高い医療が行われることが望ましいと考えますし、それを実行したい 学びたい歯科医師が入学できる大学院が必要と思いました。(残念ながら、現在の日本ではそのようになっていません)
二人目は歯科医師ではありません。若いかわいい女性です。山口絵理子さん(株式会社マザーハウス代表)です。「発展途上国から世界に通用するブランドをつくる」と起業した根性のある女性です。私は山口さんのことは今回初めて知りました。素晴らしい女性です。講演を聴いていて 感動して涙があふれるほどでした。今度,著書を読もうと思いました。詳しい内容はまたブログで報告します。
週末の二日間、じっくり講義を聞けて遠く山形県酒田市まで来た甲斐がありました。
全国から600人を超える参加者がありました。講堂には空きの椅子はありません。
山口絵理子さんです。帰りの庄内空港でみつけいろいろな質問をしました。人生への熱いエネルギーを貰ってきました。