春季歯周病学会

患者さんの皆さん 今晩は 岩下です。

春と秋は学会の季節です。先週末の金曜、土曜日と春季歯周病学会が岩手県、盛岡市でありました。

春季歯周病学会

岩手県は初めて訪れるところで、まだ肌寒く感じましたが空気は澄んで東京とは明らかに違いました。周囲の山にはまだ雪がありました。今回の学会ではアメリカのデンバーで歯周病専門医として開業されているマクレーン先生の「再生治療」と秋田県で開業されている佐藤先生の「長期のメインテナンス講演」がとても勉強になりました。臨床においても再生治療は、確実性のある治療となってきています。歯周病が進行した歯は抜歯して、インプラントにする傾向が今ありますが、歯周病専門医だからこそ、歯を救い残すことが歯科医師としての仕事だと感じました。

別のフロアーでは大学の同級生がポスター発表していました。同級生として誇りの感じました。久しぶりに話をすると、専門医になると5年間の間に何か発表しないといけないそうです。私もそのうちに順番が回ってきます。歯周病専門医、指導医、大学教授の前でどうどうと発表できる症例を今後も蓄積していきたいと思いました。

春季歯周病学会

16日の日曜日は、四谷で矯正のコースがありましたの。以前のブログで紹介しましたマルチループを教えてくださった白数先生のコースです。1年ほど期間で矯正が終了しましたケースを3症例発表してきました。自分の症例を人前で発表するのは緊張しますが、準備などでいろいろ考えますので大変ですがとても勉強になります。いろいろ助言やテンションを上げてもらう言葉をいただき、また明日から頑張る意欲が沸いてきました。勉強会の間はパソコンのプロジェクターで部屋は暗くしていますが、帰る時刻の5時ではまだ外がとても明るく爽やかだったので5月を感じました。(こんなことで5月を感じていてはいけないと思いましたが)。週末に家にいない生活が続いて家族に申し訳ないと感じつつ、家路につきました。

お世話になっている白数先生と

お世話になっている白数先生と