Dr.Nevins 来日講演

いつも歯周病の勉強会でお世話になっている先生に、小野善弘先生がいます。小野先生は今から25年前にアメリカへ行かれ、アメリカの歯周病専門医レベルの治療を日本に導入した方です。

小野先生はボストンの IADS と言う歯周病専門医を教育する機関で研修を受けました。その後、日本でその治療を実践し、日本人にも通じる確実であり長期に安定する治療法であることを確信し、日本の歯科医師へ教育する勉強会を作り、今では卒業生が5000人を越えるまでになりました。私も10年前に受講し実践し、長期症例となっています。それらをまとめることによって、日本歯周病学会の歯周病専門医も取れました。

その IADS で小野先生を教えたのが Dr.Nevins です。ですから、ネビンズ先生の日本の歯科界に及ぼした影響は多大です。その先生が、日本のインプラント学会に招聘され来日しました。通常は、私たちがアメリカの歯周病学会へ参加した時に講義を受けられるのですが、アメリカに行かずして受けられましたのでとても幸運でした。

講演内容は、「歯科のエビデンスとは」と言う内容で長期症例、新しい材料、インプラント等、ホットなトピックスでした。安定した長期症例の40年を越えるものには、頭が下がります。聴衆からの活発な質問などもあり、有意義な1日でした。

Dr.Nevins 来日講演

写真、ビデオ撮影等禁止でしたため、休憩時間に入ったときの様子を写してきました。

この日は、大変暑い日でした。