大阪に行ってきました その2

なかなかブログを書く時間がありませんので、今日は2つ書きます。

おととい、昨日と大阪で「咬合」の研修会に行ってきました。余談になりますが、最近大阪へは飛行機で行っています。早起きすれば金曜日に前泊ぜずに行けますし、羽田が大田区にありますから飛行機は便利です。国際線ができましたから蒲田駅からのバスの本数も以前よりも多くなっています。しかし、飛行機では歯科機材のナイフの様なものは機内へ持ち込めないので、預けないといけません。そのため到着後直ぐに移動できないのが難点です。

歯科の話に戻りますね。歯科は奥が深く、根の治療・歯周病治療・入れ歯の治療・外科治療・矯正治療・審美治療などいろんな分野があります。それぞれ奥が深いです。アメリカでは、専門医制度があり重度な症例は専門医が集まって治療分担して行います。専門医はその分野に精通しています。開業医の先生が「これは専門医にお願いした方が患者さんのためだ」と考えたら専門医に紹介します。なにより患者さんのためになるシステムになっています。日本ではこのシステムがないため、一人の歯科医師がオールマイティーになる必要があります。

私は歯周病の専門医を持っていますが、目の前の患者さんは歯周病だけを起こしているわけではありません。歯周病で歯が動いて咬み合わせがズレてきていたり、歯が抜けて欠損があったり、既に神経がなく根の先が化膿していたりといろいろな問題が絡み合っています。これを解きほぐすのはそれぞれにレベルの高い知識とそれを可能にする手が確実に動かないといけません。そのため、この咬合の研修会は、治療のゴールとなる患者さんの噛み合わせの安定を勉強するランクとしては高い研修会です。講師の白数先生は私よりも10歳ほど上でありますが、本当によく勉強され手も動き、素晴らしい結果を出している先生です。こ

のような先生方の中にいると自分はまだまだ勉強が必要だし頑張ろうとテンションが上がります。すいません、ちょっと話が堅くなってしましました。金曜日の夜に台風で飛行機が欠航になったらと心配しましたが、無事大阪行けました。

もと岩下歯科の衛生士の清水まゆみさん、お義母さんよりまゆみさんが楽しくこのブログを読んでくださっていると教えてくれました。子育て頑張ってネ。3人は大変だよネ。

研修会場

研修会場です。歯科のメーカーの研修室行われました。

ビデオを撮影して後で復習に使います。

実習

実際の患者さんの模型を使って目標の歯の形をワックスで作ります。

 歯の形の骨組み

歯の形の骨組みができたところです。

修了書を頂いた写真

4日間の講義と実習が終わり修了書を頂いた写真です。 右側が白数先生です。