山形 予防歯科 第3回目(最終回)

患者さんの皆さん こんばんは

山形の酒田での熊谷先生による予防歯科の研修会から、戻ってきたところです。酒田は寒いと思ってコートも持っていきましたが、東京と変わりませんでした。この研修会の名称は「オーラルフィジシャン育成コース」と言います。歯科医師のことを英語で「docter of dental surgery」と言い 歯科外科医と訳してよいかと思います。確かに歯を治すのは削ったり抜いたりと外科的な治療が多いので外科医と呼んでいるのでしょう。しかし、歯は削るとなくなってしまいます。

多くの方は歯科医院に通いながら、歳をとると入れ歯になっている現実があります。歯は治療を繰り返すとだんだん形が少なくなってしまいます。歯を残すには、今までのような外科医的な考え方では、治療中心となり 歯を削る頻度が多くなってしまいます。歯を残すためには、歯を削らない病因論を考えた内科的な考えが必要となってきます。その理論と実践をこの半年の3回のコースでしっかり、じっくり学んできました。

詳しい内容はメインテナンス時や健康教室でお伝えします。衛生士と共に帰りの飛行機で 熱く今後の歯科医院、歯科の方向を語って戻ってきました。講義を聴いているだけのコースではなく、毎回多くの課題が出ます。今回、医院でのこの半年の実践を発表して、無事終了証ももらえました。歳をとっても健康な歯がお口に残り 歯の寿命と身体の寿命が逆転するためには、メインテナンスが鍵であり その大切さを再認識してきました。

先日も岩下歯科にかかるようになってから、以前のように痛くなって歯科に来ることがなくなって、メインテナンスで歯を残せる自信が出てきたと言ってくださった患者さんの言葉が、この考えを実践してきて良かったと思うこの頃です。

奥羽山脈

奥羽山脈を越えています。

東京は晴天でしたが、酒田は雨が降っていました。

熊谷先生と記念撮影

医院での実践のケースを発表して、質問にも答え終了証も頂きました

熊谷先生と記念撮影です。

終了証

終了証です。達成感を感じながら東京へ戻ってきました。

オーラルフィジシャンとして頑張ります。

酒田の夜

医院のケース発表が土曜日でしたから、発表を終えたその夜は衛生士と酒田の夜を美味しく楽しんできました。