勉強会(JIADS)の年次大会

皆さん こんばんは。

今年も残りあと1週間となってきましたネ。寒波が日本を覆っているため今日は本当に寒い日でした。この寒い中、夕方6時から暗い多摩川をランニングしてきました。走り出すと暖まってきます。

さて、歯の話をします。12月11日、12日に日本のスタディーグループでは最大級のJIADS(ジアズ)の総会と年次大会が大阪国際会議場でありました。例年は世界の1流の歯科医師を招聘し講演を聴くのですが、今年は会員による発表や会員の医院の取り組み、症例を提示し治療方法を選択し皆で考察するなどおもしろい企画がありました。その中で、今年76歳になられた長澤信吾先生の「臨床50年を振り返って」と題した講演がとても勉強になりました。先生は大阪大学歯学部を卒業され、妥協しない治療を目標に研鑽し、その勉強の記録が年ごとに記録したノートを見て素晴らしいと思いました。一生懸命するのに歳は関係ない「患者さん利益を求める」と30年前から予防歯科を実践し、噛み合わせ・歯周病・矯正治療と本当に一時も学ぶことを休まむことがありません。また最近アメリカ歯周病学会でもポスター発表をされました(当然英語です)。講演を聞いていて胸が熱くなりました。

また、医院の取り組みの発表では3つの歯科医院が院長と衛生士、受付と素晴らしい発表がありました。スタッフのモチベーションや知識、まさに医院力の高さを感じ、勉強になりました。JIADS(ジアズ)の素晴らしいところは、毎年、会員のレベルが上がっていて、また、後輩も育っているところです。ジアズのメンバーがアメリカで発表するとアメリカの歯周病専門医がそのレベルの高さに驚いています。

飛行機で伊丹空港に行くのですが、大阪の都心の真上を飛行するのには驚きです。

大阪の都心の真上

会場です。衛生士セッションの会場は別にあります。

会場

長澤信吾先生です。

長澤信吾先生

私の父と同じような歳ですが、現役に素晴らしい治療をされています。

真の医療人と思います。写真がブレているのが残念です。