明けましておめでとうございます

新年明けましておめでとうございます。

私は今年の冬休みは特に出かけず、家族と過ごしました。毎年元日に川崎大師へ義父母家族と初詣に行っています。

年末に気の毒な交通事故のニュースがありました。この1年間また、家族で健康で幸せに生活できることをお祈りしてきました。

箱根駅伝では早稲田が総合優勝しました。最後のゴールまで東洋大との競り合いで、相手の背中が見えるのに僅か150mが遠い距離となってしまいました。20キロを1時間で走りきるのに、最後の最後まで気力で走りぬいた両校にエールを送ります。

明けましておめでとうございます

では、歯の話をしますね。

去年は、予防歯科と矯正を特に研修した年でした。予防では山形の熊谷先生や佐々木先生から、北欧の世界水準の予防歯科をスタッフ全員で学び 「医院力」もアップしました。また矯正では、白数先生より患者さんの骨格に調和した噛み合わせを考えた咬合をベースにした矯正治療の考え方を学びました。単に歯を並べる矯正ではなく、患者さんの将来を考えた咬合管理としての矯正治療を学び、実践してきました。

その結果より、受け口の反対咬合の治療のケースを紹介します。

患者さんは、13歳の中学生の男の子です。主訴は「受け口を治したい」です。このような場合、下顎の小臼歯を抜いて歯を後ろに引っ込めるのが一般的です。ここでなぜ、この男の子は受け口になってしまったのでしょうか?本人の悪習癖等でなってしまったのではありません。骨格が不調和に成長してしてしまったためなのです。

そこでその原因を正すように治療を行えば早く治りますし、将来も安定しています。思春期で難しい年頃なので、無断キャンセル等で治療も進まない時期もありましたが、1年7か月で装置を外しました。

受け口の反対咬合の治療のケース

受け口の反対咬合の治療のケース