プレジデント誌 2012 11.12号 シニア1000人調査

今月号のプレジデント誌が、リタイア前の55~74歳の男女 1.000 人にアンケートを行なった記事を特集していました。

「特筆すべきは皆さん口を揃えて、「歯を大事にすればよかった」と言っていた。歯を欠損すると食事の楽しみが半減するし、入れ歯は健康保険が使えないので家計を直撃するという、二重の辛さを感じている。」と書いてあります。

健康についての後悔している第一位は「歯の定期検診を受けていればよかった」です。私もシニア世代の健康面のトップが「歯」とは驚きました。歯はメインテナンスが必要です。虫歯・歯周病の原因は歯の表面に付いたバイオフィルムをとり、細菌感染を予防すればかなり防げます。このバイオフィルムはご自分のブラシでは落とせません。機械的にしか取れません。やっかいな膜です。

岩下歯科で検診を受けている患者さんの言葉で「ここに来てから歯が痛いということはなく、助かっている」という言葉が、私たちのやりがいの声であり、予防に勝る治療はないを表しています。歯は削ってしまうと元には戻りません。いくら精密な修復をしても神様が作った歯にはかないません。インプラント治療も完璧ではありません。

今年は新しいスタッフも入りミーティングで「真の患者利益」について皆で考えてきました。来年も患者さんから「歯が残り美味しく食事ができて嬉しい」を目標に頑張ろうと思っています。

大晦日の夜に書きました。

プレジデント誌 2012 11.12号 シニア1000人調査