患者さんにとっての真の利益を求めて

2014年 新年明けましておめでとうございます。

患者さんにとって「歯科医院」とは、どのようなイメージをお持ちでしょうか?

虫歯を治してくれるところ、痛くなった歯の痛みを止めてくれるところ、歯がない時 歯を作ってくれるところ、などのイメージかと思います。

日本では、歯医者さんは「痛くなったら行くもの」「詰め物が取れたら行くもの」と思われがちです。しかもイヤイヤですから、受診は遅れます。そしてようやく駆けつけた歯医者さんで行なわれているのが、「早期発見しては、削ってうめる」という診療スタイルです。 その結果、多くの日本人が歯科医院に通いながら歯を失っています。 大切なことは なってしまった結果だけ見て、後始末をすることでありません。

なぜ虫歯になってしまったのでしょうか?

そのことを考えて防ぐことです。そのことに気づいてもらって、病気を起こさないことに気を配ることが大切です。患者さんは「きれいなセラミックを入れること」や「歯を失ったところにインプラントを入れること」を本当に望んでいるのでしょうか。健康な歯を守ることは、本当はすばらしい価値があります。 歯科治療とはどのいうものか、歯科医院はどのように利用するのが賢いのでしょうか。

世界水準で予防に取り組んでいる山形県酒田市の日吉歯科医院から、衛生士の徳本さんに岩下歯科に来ていただいています。「真の患者さん利益を求めて」を歯科医療の原点として講義や実習を受けています。

今年も患者さんのためになる歯科医療を提供するためにスタッフ一同精進していきます。

徳本さん

徳本さんの気持ちの入った講義に、医療人としてのプロを感じます。

講義

今年もさらにレベルアップし、医院力を向上していきたいとスタッフと共に頑張ります。