インプラントの治療方法
患者さんの口の中の状態や治療する歯の本数、場所によってインプラントの方法は異なります。
1) 前歯を1本失ったとき
歯が折れてしまいました。
インプラント治療が終わって5年3ヶ月経過しました。左側の前歯です。
隣の中切歯はご自身の天然の歯です。歯肉の形など判別することが困難なほど調和した仕上がりです。
2)奥歯を失ったとき
治療前です。
左下奥歯4本が虫歯と歯周病によって失われ、インプラント治療が施されました。
左下にインプラント3本が入りました。
大変よく噛むことができ、また見た目も美しく仕上がりました。
3) ほとんど全ての歯を失ったとき
歯を失うと、歯肉だけでなく顎の骨もやせて衰えてしまします。
下顎には1本しか歯が残っていません。この状態では義歯を安定させることが難しいです。
下顎にインプラントが6本入り、インプラントの固定された取り外しの必要のない、安定した歯が入りました。
重度の歯周病のためほとんどの歯が動揺していて、型をとるだけで抜けてきそうな状態のレントゲンです。
下の顎にインプラントが6本入りました。
4) 入れ歯が安定しないとき
下の顎で少数になってくると、部分義歯でも不安定となり残っている歯にもダメージを与えることがあります。インプラントを利用すると、入れ歯を安定することができ、しっかり噛めるようになりますし、残っている歯も守ります。