7月の研修会

7月は研修会やスタディグループの勉強会が重なり、多忙な月でした。

7月7,8日:予防歯科の年次大会(山形)

9日:医療管理委員会

11日:歯周病専門医勉強会

18日:赤坂会症例検討会

21,22日:岡山矯正研修会

27日:歯周病専門文献検討会

29日:接着歯学研修会  がありました。

各々について簡単に説明します。

山形の予防歯科は以前に書きました「オーラルフィジィシャンチームミーティング」です。

医療管理委員会は、大森歯科医師会です。

赤坂会例会は、赤坂で開業されている寺西先生を中心とする「補綴(義歯)と審美」の勉強会です。毎月開催して、1年に1回自分の症例を発表してディスカッションします。レベルは高く厳しい意見や質問がきます。そのためガッチリ症例を仕上げていかないといけません。今回私は、噛み合わせに問題がある患者さんを、まず矯正的手法で咬合を安定させ、審美的に仕上げたケースを発表しました。矯正の期間が短いのに皆驚いていました。

赤坂会例会

岡山矯正勉強会は、噛み合わせを考えた矯正治療の勉強会です。講師の白数先生は岡山で開業されています。東京でも年数回来ていただいていますが、今回は特に聞きたい内容の講義でしたので岡山まで行って来ました。関東からも数名来ていましたが、ほとんどが関西、九州の先生方でした。2日目の症例検討会は、ここでも各自の症例を持ち寄って熱い勉強会がありました。

岡山矯正勉強会

歯周病専門医勉強会は毎月2回行なわれる勉強会です。銀座であります。今月は「小野先生の今までの歩み」の続きと佐藤先生の「歯槽骨の再生のまとめ」でした。佐藤先生は発表は、自分に臨床的経験と文献とをまとめていて分かりやすい内容でした。

歯周病専門医勉強会

接着歯学研修会は、真坂先生による「歯の破折」に関しての講義でした。今まで歯が割れたり、破折してしまうと抜歯しか治療方法がないなか、真坂先生は、折れた歯を接着して長期にもたせています。すばらしい考えと技術と思いました。今は心配な歯や歯周病の歯は、抜歯してインプラントにする傾向が高いなか、歯を残す技術はとても大切なこと思います。今年はこの考え、技術を身に付ける年にしようと考えています。

接着歯学研修会

赤坂会の発表の準備や研修会が重なり、7月は日曜日がなく多忙な月でした。なかなか研修会報告も書く時間がなく、まとめて書きました。

節電のため、今年も夏休みを長めにとりました。休み中にいろいろまとめようと思っています。